関西クラウン吟詠家リサイタル

  今年も聴きに行きました。
           「関西クラウン吟詠家リサイタル」
                                                三宅勁風

 大雨注意警報・注意報が兵庫県内各地に出されていた平成25年8月25日の午後、今年も関西クラウン吟詠家によるチャリティ・リサイタルが尼崎アルカイックホールで開催された。
このリサイタルは、日本クラウン主催の全国吟詠コンクールに上位で入賞された(我らが菅梢岳先生は平成8年に優勝されたと思う)吟詠家達で構成される吟友会が主催し、入場料売上げの一部を「あしなが育英会」に寄付をされているチャリティである。
 第一部の「愛吟集」には、昨年のクラウンの全国大会で、見事に入賞された垂水第一支部の白坂澄風さんが出吟されていた。目が不自由にも関わらず、それを乗り越えての熱吟は観衆に大きな感動を与えてくれた。




第二部の「企画構成吟」は、昨年と同様にNHK大河ドラマに因んで「会津士魂録」と題した壮大なドラマ仕立てだった。
戊辰戦争に始まる会津藩が辿った滅亡への道、白虎隊の壮絶な戦いや会津女性達の悲憤・義憤、そして玉砕。下って、西郷南洲が下野した後の東京の治安は〝旧会津藩士に頼らざるを得なかった〟事など、興味深い話が満載だった。



フィナーレ前の合吟「バルトの楽園」は、鳴門市坂東の俘虜収容所における会津出身の所長・松江大佐とドイツ人捕虜との心温まる物語で、昨年の〝兵庫中央岳風会・婦人部吟行会〟の投稿記事が思い起こされた。ベートーベンの交響曲「第九番歓喜の歌」が日本で初めて演奏されたのもこの収容所だったとの事。




山岡哲山先生の「和歌」の朗詠を始めて聴かせて頂いた。哲山先生の吟は凄い!漢詩は何度も聴かせて頂いて「日本一の吟詠家だ」とずっと思っているが、和歌も何とも言えない味深さが有って素晴らしかった。
            来年も行くぞ~。